ずっと昔。
まだ、ムンバイがボンベイと呼ばれていたころのインド。
カルカッタの南方に小さな小さな漁村がありました。
訳あって、名前はあかせませんが、
その小さな町に、2ヶ月程滞在しました。
何か目的があったわけではなく、
一日中、海を見たり、市場を散歩したり、同じコミュニティーの連中とポーカーに興じたり。
どうみても日本人にしか見えないアメリカ人のトニー。
全身タトゥーのアダムは、イギリスのポン引き。
ゲイのカーティスはフランス料理のシェフ。
赤毛のキャスリーンと、ブロンドのハナは、売春婦。
そこにあるもの全てが、
ジグソーパズルのピースのように、
何一つ欠けても全てが失われてしまう完璧な時間。
・・昨夜、
なぜか、その頃の夢を見ました。
ごえもんの店長は、
そんな、アバンギャルドなオヤジです